可撤式矯正治療と固定式矯正治療の比較
矯正治療において、固定式矯正装置の使用が最も優れていると考えられます。
なぜならば可撤式矯正装置は2次元の歯の移動しか出来ないのに対し、固定式矯正装置は3次元の歯の動きが出来るためより早く正確に歯を移動させることができます。
最近、可撤式矯正治療により固定式矯正治療のように綺麗に歯を並べることができるかどうか尋ねる方もいます。
軽度の不正咬合では可撤式矯正治療が実際に行われています。同じ可撤式矯正治療でも、当院では矯正専門の先生が治療することにより安心して受けることが出来ます。
なぜならば、可撤式矯正装置を的確な診断に基づき、成長過程において必要なタイミングで取り入れることにより、治療効果を最大限に与えることが出来るからです。
その後永久歯列期つまり固定式矯正装置で仕上げる時に複雑な治療を軽減し、固定式矯正装置の装着期間を短縮することが可能になります。
1.固定式矯正装置(スタンダードタイプ)
2.可撤式矯正装置
3.上下透明な固定式矯正装置
4.下顎成長発育抑制と促進する為の可撤式矯正装置
5.舌側固定式矯正装置(裏側の装置、表から見えない装置)
6.透明で見えない可撤式矯正装置
※上記の装置は代表的な矯正装置であり、使用する装置は他にもあります。
※可撤式矯正装置は患者さんの協力と自己管理の必要な治療で、治療の効果は使用する人によって左右されます。
※可撤式矯正装置は一つの装置では治りません。治療の段階によって装置を作り直す必要があり、その度に装置の費用が発生します。
※可撤式は比較的単純な不正咬合にしか使用できませんので、予め相談する必要があります。
●動的矯正治療終了後は保定期間に入ります。通常は2年間です。その間、保定装置を使用します。