第84回東京矯正歯科学会学術大会に参加しました!|多摩市のせきど矯正歯科

7/10(木)、有楽町朝日ホールにて東京矯正歯科学会学術大会が開催されました

特別講演として”寝る子は育つ、見守ろう子供の睡眠:Pediatric Sleep Health “と題して太田睡眠科学センター&外科学センター所長の千葉伸太郎先生がご講演されました。

千葉先生は耳鼻咽喉科の専門医で、主に睡眠時無呼吸(特に子供の睡眠時無呼吸)の研究に取り組んでいらっしゃいます。

先生のお話では、わが国の子供達は世界一睡眠不足だそうです。睡眠が健康状態に大きく関与するとしたら、日本の子供は危機的な状況なのかもしれません。

昨年の日本睡眠学会では、”日本では多くの子供が睡眠関連の健康課題を抱えていて、心身の健康と発達に影響していること、しかしながら現状、子供の睡眠確保に大きく影響する家庭・社会の環境を『子供自身では制御できない』こと、睡眠時間だけではなく、睡眠の質、リズム、眠気、睡眠の満足度などさまざまな睡眠の状態が、子供の心身の成長、学業成績に大きく影響すること、それに対し『子供の睡眠健診』プロジェクトなどの新たな試みが始まっていること“などが話題になったそうです。

さらに、睡眠の質に影響する病態として特に呼吸の状態が重要で、習慣的にいびきをかく子供は、いびきをかかない子供に比べて心身への影響が大きいことが注目され、子供の閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)は、成人OSAと症状・病態が異なり、いびきとOSAの区別がつきにくく、今だに放置されている患者が多いそうです。

特に子供は、睡眠中を含めた呼吸習慣の状態が顎顔面形態発育に影響し、成人後OSAの発症につながる可能性があり、幼少期からの正常鼻呼吸習慣の獲得が重要であるそうです。また、昨今増加しているアレルギー性鼻炎の子供を含め、呼吸の問題を早く見つけ、適切に介入することが必要とされています。

私達矯正医が出来ることとしては、歯科矯正治療により上下顎の正常な成長を誘導し正常咬合を獲得することだと思われます。

 

*当院では積極的に鼻腔通気度検査を行い、鼻閉が認められた患者様には耳鼻科を受診する事をお勧めしております。

*Pediatric Sleep Breathing Disoder (PSBD)
小児の睡眠時無呼吸症候群とは、いびきから閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)に連続する複雑な病態を含む。原因は、口蓋扁桃肥大、アデノイドだけではなく、顎顔面形態、咽頭筋の反応性や小児特有の睡眠、呼吸中枢の成長などとも関連すると考えられています。

*アデノイドとは
鼻腔の奥にあるリンパ組織の塊のこと。体内に侵入した細菌を排除する役割を持っています。1歳~10歳までの小児期重要な役割を果たすが、思春期に近づくにつれその機能は徐々に低下し、アレルギー・慢性副鼻腔炎・繰り返す風邪などはアデノイド肥大に拍車をかける可能性があります。

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