MFTとは、口腔筋機能療法(Oral Myofunctional Therapy : OMTまたはMFT )のことで、口の周りを取り巻く筋肉(舌・口唇・頬など)の機能を改善する訓練法です
歯並びと密接な関係があるので、当院では力を入れて、歯科衛生士から患者さんに訓練法をお伝えしています
実際どんなことをやっているのかご紹介していきますね☆
まずは、舌の正しい位置について
普段何もしていないとき、発音していないとき、
(例えば授業中とか、テレビ見ているときとか…)
そういうときって舌はどこにありますか?
実際患者さんにお聞きすると、
どこにもついていないとか、前歯を触っているという方が多いです
それをなおしていきたいんです!
なぜかというと、正しい位置は上顎のスポットという位置なんです
スポットにあることで、上顎のアーチを支えているんですが、
舌が下に落ちている(舌低位といいます)と、支えがないので、アーチが狭くなってくるんです
そうすると歯が並ぶスペースもなくなってきます
また、前歯を押していると、微々たる力ですが、それが積もりに積もって
どんどん歯が前に出てきてしまいます
そういった舌癖をなおすための訓練がMFTです
まずは、ストレッチ
スポットで吸い付けて伸ばす閉じるを繰り返します
吸いつけるという動作が難しい人もいますが、こんな感じです
横から見ると…
吸いつけて…
閉じる…
これを繰り返します
こんな風にねじれたりせず、左右均等に吸い付けることが大切です
これと並行して行うのがポッピングです
スポットで吸い付けて、その場ではじいて
「ポンッ」という音がなります
力が弱いと軽いかわいらしい音ですが
筋力がついてくると、力強い大きな音がしてきます
これが最初のステップです
また後日この続きのステップの記事をアップします!