当院では、鼻が通っていますか?鼻で呼吸できていますか?口呼吸ではありませんか?とご質問することがあります。
歯並びを治療する矯正歯科でなぜ鼻のことを?一見、関係ないようにみえる鼻と口ですが密接な関係があります。

前回に引き続き、黄田川徹先生の「こんなに怖い鼻づまり! 睡眠障害・いびきの原因は鼻にあり」より、鼻づまりのことについてお話ししようと思います。

鼻づまりによってどのような弊害が起きるのでしょうか。横田川先生は次のように述べられています。

+きっかけは幼小児の本格治療だったそう
抜粋「私の手術治療が徐々に改良され、より優れた効果を挙げ、手術での身体の負担が低くなり、安全な方法へと進化し、それまでは手術治療の圏外に置かれていた幼小児の鼻づまりに適用できるようになったのは、じつはまだ日が浅く、つい数年前のことです。
鼻から呼吸ができないほどの、重度の鼻づまりのある幼小児が手術対象でしたが、術後、まったく予想をしていなかった多くの変化が認められたのです。」

「子どもが夜、熟睡できるようになりました。」
「朝のボッーとした状態がなくなったんです。」
「日中の眠気がなくなりました。」
このような睡眠関連で大きな変化があったという報告にまず驚かされたという横田川先生。

「急に身長が伸びました」
この言葉に代表される体の発育の変化。

「これまで苦手だった読書をするようになったんです。」
「授業を落ち着いて受けられるようになりました。」
こうした集中力や脳活動の変化。

患者さんである子どもや、親御さんから多く寄せられたのは、こうした声だったそうです。

+身体の発育への弊害
+集中力・脳の活動への弊害
+精神面への弊害
+運動能力への弊害
+嗅覚への弊害
が起こると述べられています。

鼻が詰まっているだけで、こんなにも弊害が起こるんです。
また、歯科の関係から述べれば、口呼吸になることによって、舌で上顎を支えることが出来ず、上顎が狭くなってきてしまいます。そうして、歯を並べるスペースが確保できなくなるんです。

自覚症状がない人も多い鼻づまり。
周りに常に口がわずかにでも開いている人はいないでしょうか?ご自身はどうでしょうか?一度気にかけてみて下さい。そして、鼻づまりがあるようであれば耳鼻科で診てもらってください。