当院では、鼻が通っていますか?鼻で呼吸できていますか?口呼吸ではありませんか?とご質問することがあります。
歯並びを治療する矯正歯科でなぜ鼻のことを?一見、関係ないようにみえる鼻と口ですが密接な関係があります。

前回に引き続き、黄川田徹先生の「こんなに怖い鼻づまり! 睡眠障害・いびきの原因は鼻にあり」より、鼻づまりのことについてお話ししようと思います。

鼻づまりは、一般的に「鼻がつまったように感じる」自覚的な症状を指し、厳密にはこれを3つに分類することができます。
1つは、鼻腔が狭くなり、空気の通りが悪くなった場合にみられる典型的な鼻づまり。
2つめは、鼻腔が反対に広くなりすぎて、空気の流れ(気流)が乱れるために生じる鼻づまり。
そして3つめは、鼻腔の広さには異常が認められないにもかかわらず起こる鼻づまりがあります。
鼻づまりのほとんどは、1つめの鼻腔が狭くなった場合に生ずるもので、この原因として、鼻腔の炎症である鼻炎、副鼻腔炎(俗称は「蓄膿症」)、両者の合併した鼻副鼻腔炎、鼻中隔湾曲症をはじめとする鼻腔形態の異常などが挙げられます。

また反対に、鼻腔が広くなりすぎても鼻づまりをきたします。手術で鼻腔内の組織を取り過ぎた場合や、鼻腔の粘膜や鼻の骨が委縮する病気などです。
そして鼻腔の広さが正常な場合でも、扁桃組織(アデノイド)などによって鼻腔のうしろが閉鎖された場合には鼻づまりをきたします。さらに、原因は不明ですが、精神的な要因での鼻づまりや、鼻腔の粘膜に分布している知覚神経に何らかの変調をきたしている場合にも鼻づまりが起こると指摘されています。

ただ単に鼻づまりといっても、原因は様々ですね。次回は、鼻づまりを起こす病気についてお話ししようと思います。
(黄川田徹先生の「こんなに怖い鼻づまり! 睡眠障害・いびきの原因は鼻にあり」より引用させて頂きました。)

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