4月13日(木)有楽町で行われた東京矯正学会のセミナーにスタッフ全員で参加してきました。今回のセミナー内容は虫歯になるリスクとその予防法でした。
CAMBRA(キャンブラ)とは虫歯になるリスクと処置がひとつになった世界基準のツールです。これを使えば虫歯の管理も分かりやすく、かつ簡単に行うことが出来ます。過去の虫歯の経験や、だ液の量など、患者様ひとりひとりのリスクを評価して、それに応じたリスクを引き下げる為の処置までがひとまとめになっている画期的なシステムです。
1枚目は疾患指標。2枚目はリスク因子。この2枚の写真のチェックボックスにたくさんチェックが入った場合は虫歯になるリスクが高いといえます。
こちらは防御因子。普段から行っている予防処置を選んでいきます。
この写真をシーソーだと考えてください。疾患指標+リスク因子のチェックと防御因子のチェックの数を比較し、数が多いほうにシーソーは傾きます。もちろんですが、防御因子の方が数が多く傾いていれば虫歯のリスクは低くなります。
せきど歯科では普段から歯磨きの指導、お口の中を清潔に保つためのコンクールやリナメル、毎月のフッ素塗布などを行っています。今後この方法も取り入れていきたいと思っています。