桜の名前で有名なソメイヨシノは、漢字で書くと染井吉野となります。日本に咲く8割の桜がこのソメイヨシノ。どうしてこんな名前がついたのでしょう?それは江戸末期から明治初期に、江戸の染井村に集落を作っていた造園師や植木職人達が売り出したからだと言われています。ソメイヨシノは花が先に咲くので見栄えがよく、見た目が豪華。さらに成長が早くて10年も経てば立派な木になり、他の桜に比較すると若いうちから花を付けます。これらの長所を持っていた為、ソメイヨシノは明治に入ってから、全国の城跡や公園、学校、道路沿いなどにも植えられ、急速に普及していったそうですよ。ということで、合言葉は、ソメイヨシノです。