1月21日に八重洲カンファレンスセンターにて行われた「JIDIA 2018 第6回総会 推薦認定医学講演会」に参加してきました。

JIDIAとは?

Japan international dental identity academyのことで、歯科医師の観点から、咀嚼筋支配領域(こうくうきんしはいりょういき)、顎口腔系(がくこうくうけい)における機能と審美について、口腔内に留まらず全身との関連性を鑑み、最善の治療を追求することを理念としたものです。

今回は、インプラント周囲組織や矯正用インプラント(歯科矯正用アンカスクリュー)などについての講演がありました。

これからも当院では、講習会などに参加し、患者様により良い治療を受けて頂けるよう努めてまいります。

当院では外科的処置の際に痛みが少ない mectron社のピエゾサージェリー (Piezorgery) を導入しました。

ピエゾサージェリーは、トマソ・ベルセロッティ教授によって開発研究された、三次元超音波振動を利用した超音波骨切除器具で、骨を低侵襲に切除する方法です。超音波ボーンサージェリーで超音波によって骨だけを選択的かつ正確に切除することが出来ます。そのため、軟組織へのダメージが少なく、安全性の高い低侵襲手術が可能になります。のこぎりのように摩擦する器具と違い、骨の火傷を引き起こさないためダメージが少なく、他の器具と比較して術後の痛みや腫れを抑えることができ、傷の治りも早くなります。

ピエゾサージェリーは、硬組織のみを切除し柔組織を損傷させにくいという特徴があります。口腔内の粘膜、神経、血管を傷つけてしまうことで痛みを伴いますが、硬いものだけを削り、柔らかいものにはなんの影響もないため痛みを軽減できます。

 

ピエゾサージェリーのメリット >

①超音波の力で骨を削るため、痛みや不快感が少なく、迅速かつ効果的に術部をカットできる。

②薄い骨でも破損することなく、高い精度の骨切りが可能である。

③血管、神経あるいは粘膜など軟組織の損傷が少ない。

④超音波振動は粘膜や血管、神経などを傷つけにくく、巻き込まない。

⑤骨に接触する時間が短いため、火傷・熱傷の危険性を少なくし、組織学的に良好な術後経過が得られる。

⑥出血による術部視野の妨げを防止できる。

⑦抜歯の場合には最小限の処置で抜歯できるため、手術時間が短くなる。

 

< ピエゾサージェリーのデメリット >

①日本では厚生労働省の認可に時間がかかり、

様々なピエゾサージェリー用の器具が開発されても市場に出るまで時間がかかる。

②価格が高価で、保険が適用されず治療費が保険対象外になる可能性がある。

 

*ピエゾサージェリーはどのような処置に使用するのか?*

当院では口腔領域のみでの使用になりますが、本来は骨手術の幅広い用途に使用できます。

< 主な適応分野 >

・顎顔面手術

・頭蓋顔面手術

・耳鼻咽喉手術

・手足手術

・再建外科手術

60種類以上の豊富なインサートチップがあり(骨切除用、仕上げ用、骨形成術用、穿孔用など)、使用目的によって使い分けることが出来ます。

①インプラントを埋入するとき(サイナスリフト、スプリットクレスト、骨採取)

②親知らずなどの抜歯、埋伏歯やアンキローシスを起こした歯根の撤去

③顎骨嚢胞、歯性上顎洞炎における歯根端切除

④骨の切削(骨造成、骨移植するとき)、下顎隆起除去術、顎変形症など

⑤外科矯正(オステオトミー/コルチコトミー)

⑥歯周病治療歯周ポケットを清掃するとき(ルートプレーニング/デブライドメントなどの除去)

⑦歯内療法(根幹形成、洗浄、フィリング、逆根幹窩洞形成など)

⑧歯冠修復と補綴(歯頚部マージン仕上げ、窩洞形成、補綴物の除去など)

 

< 科学的研究 >

図1:ドリルを使用した骨切除での炎症性細胞はピエゾサージェリーを使用したサンプルに比べ、多く見られる。

図2:ピエゾサージェリーテクニックを使用した切除部位では骨芽細胞が活発に働いている。

これらの研究からピエゾサージェリーの使用は、従来の方法と比較して低侵襲治療で、患者様の体に優しく、ダメージが少ない治療と思われます。

 

< 組織学的な分析 >

インサートチップの微細な振動により従来のドリルやマイクロオシレーションソーと比較して、非常に精密で軟組織の損傷を大幅に抑えた切削を行います。

 

 

 

 

せきど歯科ハロウィンイベント2017

毎年の恒例となったせきど歯科のハロウィンイベントは大型台風の影響など心配されましたが、カラフルなハロウィンの飾りに彩られた診療室は100名近い大勢の方のステキな笑顔で満たされたパーティーとなりました。

素晴らしい才能をお持ちの患者様方によるピアノパフォーマンスでガラス窓に落ちる雨粒も演出かのようなお子様から大人まで楽しめるミニコンサートとなりました。…大人気の朝ドラのテーマソング宇多田ヒカルさんの曲やディズニ―でおなじみ曲、ジャズ、ドビュッシー。。。幅広いジャンルの素敵な音色に溜息が聞こえてくるほどでした。矯正治療と学校や習い事との両立に悩まれているご家族の方も心強く感じていただけ皆様のお心に響いたのではないかと思います。

演奏だけでなくお飲み物をご提供下さったり様々な形でせきど歯科のハロウィンパーティーを心温まるお心遣いに感激。沢山の温かい皆様のお気持ちに安香先生、青沼先生をはじめスタッフ一同感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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☆ワクワク ドキドキ!!ハロウィンイベントへご招待☆

10月22日(土) 11:30~14:00

また今年も一年で最大の盛り上がりとなるハロウィンパーティーの季節がやってきました!!

毎年満員となるせきど歯科のハロウィンイベント、受付カウンターで申し込みが始まりました。

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今年のイベントではとってもお洒落なデコパージュUVアクセサリー作り、大人気のカラフルスライム作り、せきど歯科のスーパースター患者様による

ミュージックコンサートとアットホームで楽しい企画をご用意して皆様をお待ちしております。

ぜひこの機会に楽しい衣裳やアクセサリーなどハロウィンの雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか?

お友達もお誘いいだだいても大丈夫です。

*参加は無料です!(^^)!

 

最近よく聞く顎関節症。治療中の方の中にもお困りの方、いらっしゃると思います。当院は顎関節症の方を対象に顎の体操を実施しておりますが、今は症状がない人でもある日突然発症することもある危険な症状なんですよ!

顎関節症の主な症状は5つです。

①口の開閉時、ものを食べるときなどあごを動かしたときに痛む。

②口が大きく開けられない。

③あごを動かすときに音がする。

④噛み合わせに違和感がある。

⑤口を完全に閉じることができない。

これらの症状がひとつ、もしくは複数重なって現れます。代表的な症状以外にも、あご周辺だけでなく全身の様々な部位に症状が現れることもあります。頭痛、首や肩・背中の痛み、耳鳴り、めまい、四肢のしびれなど・・・。あご周辺の痛みがあっても顎関節症とは限りません。よく似た症状は別の病気にもあります。心当たりのある方は自分で判断するのではなく、まずは専門の先生に診て頂くことが重要です。

では、次に顎関節症がどうして起こるのか。かつては顎関節症の原因は噛み合わせの異常にあると言われていましたが、現在ではその原因になる因子はいくつかあり、それらが積み重なって限界に達したときに発症すると言われています。ただし、なりやすい人となりにくい人がいて、限界値にも個人差がありますので、生活習慣の中の要因の積み重ねが“その人”の限界に達したときに発症する、ということになるのでしょうか。

 

顎関節症の原因もいくつか紹介します。

①ブラキシズム・・・「くいしばり」「歯ぎしり」「歯をカチカチ鳴らす」などのことをブラキシズムといい、最も大きな原因と言われています。筋肉を緊張させて顎関節に過度の負荷をかけダメージを与えます。

②ストレス・・・仕事や家庭、人間関係などのストレス、その他精神的な緊張は、筋肉をも緊張させてくいしばりを起こしたり、夜間の歯ぎしりを起こしたりと、ブラキシズムに影響します。

③偏咀嚼(へんそしゃく)・・・左右どちらか一方だけで噛む癖を偏咀嚼といい、片側だけに多くの負担をかけることになり、発症の原因になります。

④顎や筋肉に負担をかける癖や習慣・・・うつぶせ寝、頬杖をつく癖、猫背の姿勢など。

⑤悪い噛み合わせ・・・噛み合わせについては様々な論議があり、現在は多くの原因の中のひとつと考えられ、偏咀嚼やブラキシズムの原因として関連していると言われています。

 

同じ顎関節症となる生活習慣を行っていても、発症しやすい人とそうでない人がいます。また近年、顎関節症は増加していて、それも若い女性など若年層に増えています。これには最近の柔らかい食べ物の多い食生活から「噛む力」が弱くなっていることが関係しているのではないかと言われています。伝統的な日本食に比べ、ハンバーグやスパゲティといった現代人が好む食事は噛む力も噛む回数も少なくて済むので、顎が運動不足になり筋肉が衰えてしまっていることが考えられるそうです。顎の衰えは顎だけの問題にとどまりません。顎の運動不足では脳への血流量も少なくなり集中力も落ち、顎が弱いときちんと噛みしめることが出来ないので力が出ないし平衡感覚も低下、身体能力に大きく影響するのです。また、子どもの頃からこういった生活習慣を続けるということは骨格や筋肉の発達にも影響がある思われます。

 

噛み合わせの問題で顎関節症が引き起こされている場合はもちろん当院で治すことが出来ますが、まずはなにが原因でそれが起こっているのかをご自身でしっかり把握し、その原因を改善するための意識(生活習慣を見直す、悪い癖を治すなど)が最も重要であると思われます。

当院の安香先生、青沼先生が第76回日本矯正歯科学会学術大会に参加されました。

日本矯正歯科学会は、1926年に設立され、歯科矯正学、矯正歯科臨床の進歩、発展を目的として対外的にも日本を代表する学会です。年に一度開催され、今年の会場は10/18~20の3日間にわたり北海道の札幌で行われました。今回のテーマは『知の蓄積と技との関連』でした。

特別講演、臨床セミナー、特別シンポジウム、商社展示などが行われ、最新の技術、治療、設備、矯正装置などの情報を得る機会にもなります。

三次元分析を矯正臨床でどう生かすか ―有効性と限界について―オハイオ州立大学歯学部矯正歯科学講座の准教授より、アメリカでの三次元分析・診断における最新事情について聴くことができました。当院でも歯科CT、口腔内スキャナーを導入しましたので、とても興味深い内容でした。アメリカでは、歯型の採取は印象(粘土状の印象材をトレーに入れ、歯列に圧接し歯型を採る方法)ではなく、80~90%が口腔スキャナーで採るそうです。

日本ではまだまだ浸透しておりませんが、将来的に歯この流れになると思われます。光学印象とは口腔内スキャナーでレーザーや白光を照射し、跳ね返った映像をデータとして記録することです。そのデータから3Dプリンターで模型を作ります。模型に作り上げるにはまだまだ時間がかかり、上下顎で一時間半くらいかかるそうです。

歯科用CTの説明はこちら

口腔内スキャナーの説明はこちら

 

三次元の研究をされている大阪大学の先生のお話では、今までの二次元(平面)から立体画像になることにより、より分かりやすく、多くの情報が得られるようになり、コンピュータ性能の向上により「見るだけ」から「活用する」、例えば測る、予測する、使うことが出来るようになり、歯科矯正の分野でも増々発展すると思われます。

当院でも最先端の設備、技術を取り入れ、患者様皆様により良い治療を受けて頂けるように努めてまいります。