今回は『10代への新たなアプローチ』というテーマでの講演でした。

Invisalign(インビザライン)とは取り外し可能なマウスピース型の矯正装置のことです。当院でもこの方法で治療を受けられている方がいらっしゃいます。

1999年にアメリカのアライン・テクノロジー社がインビザライン・システムを導入し、現在では世界で450万人を超える患者様が使用しております。インビザライン・アライナーの製造プロセスは、進化したカスタマイゼーションプロセスであり、毎日175,000個以上のカスタマイズされたアライナーが製造されています。

アライン・テクノロジー社は、継続的に研究開発を行い、技術革新により795個もの特許を取得しています。これらの先進的なシステムや技術により、インビザラインはマウスピース矯正において優れた治療成果を得られるようになりました。また、これらの優れた装置に加え、正確な分析、診断、治療計画、診療(治療)により、より良い成果が得られます。

 

<10代の矯正治療>

マウスピース矯正(インビザライン)と聞くと、成人の患者様の矯正治療と思われる方も多いと思います。

しかし、2009年から Invisalign Teen を開発し、10代のお子様の矯正治療が可能になりました。

今回は特に下顎の劣成長による上顎前突(出っ歯)の治療において、成長過程にある患者様に対して下顎を前方誘導する技術が可能になりました。今までは上顎前突の患者様には口腔内ゴムをかけていただいておりました。

 

【 従来の方法:インビザライン + 口腔内ゴム 】

上顎前突のお子様の下顎前方誘導のために、今まではインビザラインを装着した上で、口腔内ゴムをかけて頂いてました。

 

 

 

 

 

【 新しい方法 : プレジション・ウイングのついたインビザライン 】

プレジション・ウイングにより、下顎の成長を前方誘導する期間は口腔内ゴムを使用しなくてもよくなりました。(下顎前方誘導期間以外では状態によって口腔内ゴムを使用することもあります。)

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お子様の矯正治療を考えていらっしゃるご両親様、もしくはご本人様、矯正治療はどんどん進化し続けております。目立つのがちょっと・・・と悩まれている方がいらっしゃれば、まずはご相談ください!いろいろな方法をご提案させていただきます。まずは無料相談のご予約をお電話でお取りください。もちろん、今通っているせきどの患者様で気になられる方がいらっしゃればお声をかけてくださいね。

 

 

 

 

 

虫歯って必ずしも削らないといけないの?

みなさんも「これは虫歯だけど削らなくても大丈夫」と言われたこと、あるのでは?

MI。MIとは『ミニマルインターベンション』の略で、歯の治療において、歯質や歯髄への犠牲を最小限に抑え、本当に悪くなったところだけを削除して修復する治療法です。

現在、歯科界ではこのMIの治療法が大きく浸透してきていて、出来るだけ歯を削らず、神経を取らず、生まれ持った歯を残し、歯の寿命を長くすることをコンセプトとしています。

削らなくてもOKな虫歯削らなくてはNGな虫歯があります!

 

削らずに様子を見ることのできる、「初期むし歯」って具体的にどのくらいまででしょうか?虫歯の進行状況はC0~C4の5つのレベルで表されます。その基準によって治療法を決めています。

 

C0:要観察歯=初期むし歯を疑われるもので、見た目では虫歯と判断できないけれど、虫歯の初期症状のような所見がみられるものをいいます。「虫歯になりかけの歯」や「虫歯の始まり」というような言い方もできます。虫歯の初期症状とは歯の溝の茶色い着色や歯の表面の白く濁った着色です。

C1:エナメル質が溶けてしまっている状態。削らなくてもOKですが、場合によっては削ることも。歯のエナメル質が溶けている状態です。まだ自覚症状はなく、歯の溝が茶色や白く濁った着色がみられ、小さな穴が空き始めます。

C2:象牙質まで溶けてしまっている状態。削らなければいけません。虫歯はエナメル質の内側の象牙質に達してしまっています。冷たいものや甘いものがしみ始めます。

C3:虫歯が歯髄に達している状態。削らなくてはいけません。歯髄まで虫歯が達するとズキズキと強い痛みを出してきます。

C4:歯冠がほとんどなくなった状態。これは削る以上の処置になります。歯がボロボロに崩壊し、歯の根っこしか残っていない状態です。

C0とC1が初期むし歯(初期う蝕)と呼ばれる状態です。つまり穴が空いていない。この場合は削らなくてもよいのです。

 

だからといってそのまま放置してていいわけではありませんよ!

「削す必要のない歯」を「削らなければいけない歯」にしたいために、できることがあります!

初期むし歯はきちんとした対処法を行ってこそ、進行を食い止めることが出来ます。

・定期的にフッ素を塗布しておくこと

・家庭での歯磨きの仕方に注意を払うこと

・砂糖を含んだお菓子や飲み物を制限すること

・虫歯の経過を観察し続けること

こられすべてのことを実行していくことが大切です。当院では患者様に毎月のフッ素塗布と歯磨きのチェック、必要であればシーラントなどの予防処置など、皆様の歯を守る対策を行っております。また、白濁歯に対して、リナメルとジェルコートのセットで使うことをオススメしています。これは大変効果的ではありますが、ここに患者様の努力が加わってこそ(食生活や歯磨きなど)、健康な歯を守っていくことが出来ます。

さて今回は、「歯周病予防のために小腸をケア?」第二弾です。

歯のクリーニングをしてもらっている時に、プラークがついているよと注意されてしまった方もいるんじゃないでしょうか?

このプラークは、ただ単に食べかすが歯に付いてしまっているということではなく、歯の表面に固着した細菌の塊(かたまり)なんです。これが歯周病の原因となってきます。その為、このプラークを減らすプラークコントロールが必要になってきます。

 

ただ、「歯磨きはきちんと出来ているのに、歯肉が腫れている」「いつもはいい状態なのに、今回は歯肉が血が出てしまった」といこともあります。

これは、歯周病菌と戦う力「免疫力」が落ちてきている証拠なんです。

健康なお口の中の状態を保つためには、「プラークコントロールと免疫力」この2つが大切になってきます。

免疫力は、睡眠不足や疲れが溜まってきたときに、落ちてきます。

ただなんといっても、いちばんの原因は加齢なんです!!

だから、年齢が上がるにつれ歯周病の人が増えるのは、こういうわけなんですね。

 

というわけで今回は、プラークコントロールと免疫力アップ両方が必要なこと。

免疫力は加齢と共に下がっていくので、すべての人に小腸のケアが必要というお話でした。

なにをすれば、小腸のケアになるのか…?

次回、お話していこうと思います。

 

4月13日(木)有楽町で行われた東京矯正学会のセミナーにスタッフ全員で参加してきました。今回のセミナー内容は虫歯になるリスクとその予防法でした。

CAMBRA(キャンブラ)とは虫歯になるリスクと処置がひとつになった世界基準のツールです。これを使えば虫歯の管理も分かりやすく、かつ簡単に行うことが出来ます。過去の虫歯の経験や、だ液の量など、患者様ひとりひとりのリスクを評価して、それに応じたリスクを引き下げる為の処置までがひとまとめになっている画期的なシステムです。

1枚目は疾患指標。2枚目はリスク因子。この2枚の写真のチェックボックスにたくさんチェックが入った場合は虫歯になるリスクが高いといえます。

こちらは防御因子。普段から行っている予防処置を選んでいきます。

この写真をシーソーだと考えてください。疾患指標+リスク因子のチェックと防御因子のチェックの数を比較し、数が多いほうにシーソーは傾きます。もちろんですが、防御因子の方が数が多く傾いていれば虫歯のリスクは低くなります。

せきど歯科では普段から歯磨きの指導、お口の中を清潔に保つためのコンクールやリナメル、毎月のフッ素塗布などを行っています。今後この方法も取り入れていきたいと思っています。